聖書別日ごとの糧   >>   出エジプト記[2008]

2008年 04月 29日 (火)

出エジプト記29:1-46
祭司の資格

 神様はモーセにアロンとその子らに祭司職を委任し、聖別するように言われました。このためにまず祭司自身がすべきことを話されました。自分のためにささげるいけにえを準備した後、会見の天幕で水で洗った後、聖なる装束を着るように言われました。またそそぎの油を取って、その頭に注ぐように言われました(7)。そして準備した贖いのいけにえをささげるように言われました(10-14)。神様はこれを通して、彼らの罪を洗い、彼らをきよく区別されました。祭司は聖なる神様に出て行く人として、彼自身がまず内面の罪を清くすることで、聖別されなければなりません。神様に仕えるしもべの第一の資格は心の純潔ときよさです。きよくなければ、決して主の御業を行なうことができません。私たちが神様の御業に同労する神様の働き人になるためには、心の純潔ときよさを保たなければなりません。
 祭司は、贖いのいけにえに続いて、雄羊を全焼のいけにえとしてささげなければなりません(16-18)。全焼はいけにえの全てを火で焼くことであり、贖いに続く完全な献身を意味します。これを「なだめの供え物」と言います。これは毎日365日自分の生活を神様にささげることを意味します。神様の子どもである私たちは365日神様を恐れ敬い、心と思いと力を尽くして、神様に仕えなければなりません。安逸と怠惰を捨て、忠実に主の御業を行なわなければなりません。自分をきよい生きた供え物として神様にささげる生活をしなければなりません。

祈り:主よ!私に福音の祭司の務めをゆだねてくださり感謝します。私が忠実な福音の祭司になるように助けてください。

一言:きよく献身的な祭司


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