聖書別日ごとの糧   >>   出エジプト記[2012]

2012年 02月 12日 (日)

出エジプト記6:1-13
再びモーセを遣わされた神様

Ⅰ.信仰を植えられた神様(1-8)
 神様は、叫ぶモーセに、勝利に対する確信を植えられ、主なる神様を仰ぎ見るように助けられました。神様は、ご自分が主であることを、実に五回も強調されました(2,3,6,7,8)。主なる神様は彼らの先祖たちを一人一人助けられ、また、カナンの地を与えると、彼らに約束された神様です。神様は、契約通りに、ご自分の民をエジプトの苦役の下から連れ出し、労役から救い出し、大いなるさばきによって贖われる真実の神様です。試練の日に、私たちは目を上げて、主なる神様を仰ぎ見なければなりません。
Ⅱ.チャレンジ精神をくださった神様(9-13)
 モーセは、神様から受けたメッセージを、イスラエルの民たちに伝えました。しかし彼らは以前の失敗によって心の傷が大きく、モーセの言葉を聞こうとはしませんでした。神様は、モーセにもう一度パロの所に行って、神様の御言葉を伝えるように方向をくださいましたが、モーセは、同族たちも自分の言葉を聞かなかったのに、どうしてパロが聞くのかと、チャレンジする気にはなれませんでした。パロは大きく見え、自分はみすぼらしく見えました。敗北感が入って、到底パロに立ち向かうことができませんでした。しかし神様は、もう一度神様の命令を伝えるように、モーセを遣わされました。神様は、人間的にモーセを慰めずに、もう一度パロに立ち向かうようにされました。神様は、後ろに退く者を、喜ばれません。

祈り:主よ!私が失敗によって躊躇せずに、主だけを仰ぎ見て、もう一度チャレンジする者になるように、助けてください。

一言:もう一度、チャレンジ


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