聖書別日ごとの糧   >>   出エジプト記[2012]

2012年 02月 20日 (月)

出エジプト記11:1-10
初子の災いを予告された神様

Ⅰ.非常に尊敬されていたモーセ(1-3)
 神様はモーセに、今神様が最後の災いをパロに下されますが、そうすればパロが早急にイスラエルを行かせるどころか、追い出してしまう、と言われました。それで今、エジプト人から銀の飾りや金の飾りを求めることで、エジプトから出る準備をするように、命じられました。エジプト人たちはイスラエルに好意を持ち、イスラエルはエジプトを出てからカナンに行くまでの、必要なものを備えることができました。また、モーセはエジプトでパロの家臣と民とに非常に尊敬されていました(3)。モーセは権威も、富も、後援者もない奴隷の民でした。しかし彼が神様から召され、信仰を体験する中で、神様の力が共にいる者になりました。その時、彼は人々が無視することのできない大いなる人となり、大きな影響を与える人になりました。神様の召されに従って、神様の御業に用いられる人は、尊敬されるようになります。
Ⅱ.初子の災いを警告された神様(4-10)
 モーセは神様の御言葉通りに、パロの所に行き、エジプトの全ての初子が死ぬ、と予告しました(4-7)。初子を死なせるのは、彼らの代を断ち切ることであり、彼らをみな殺すのと同じことでした。しかしパロは恐ろしいさばきについての警告を聞いても、神様の御言葉を受け入れませんでした。彼は最後まで神様に敵対する頑固者でした。

祈り:主よ!私がさばきを警告される主の御言葉を敬虔な心で受け入れ、主がくださる救いの道を歩むように、助けてください。

一言:悔い改めない者には恐ろしい災いがある


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