2021年 06月 09日 (水)
幕と幕屋の板
神様は幕屋の幕とすべての板を造るように命じられました。幕の種類は二つあります。一つは蓋をするためのもので、もう一つは場所を仕切るためのものです。まず蓋の役割をする幕は撚り糸で織った亜麻布、青、紫、緋色の撚り糸を用い、意匠を凝らして、それにケルビムを織り出さなければなりません。幕屋の上に掛ける天幕のためには、まず、やぎの毛の幕を作り、それを赤くなめした雄羊の皮で覆います。その上に防水性の高いじゅごんの皮で作った覆いを掛けます。内側はまるで王の寝室のように華麗で、外側は丈夫に造らせました。その幕は契約の箱と宥めの蓋を大切に保護するためのものです。
もう一つの幕は、庭と幕屋を仕切るための幕であり、幕屋と至聖所を仕切る幕です。それは庭から幕屋にむやみに入らせないようにするためのものです。また聖所から至聖所にむやみに入ったり覗いたりすることができないようにするためのものです。神様は彼らとともにおられるために幕屋を造らせましたが、むやみに罪人たちが聖なる神様のところに入ってはいけません。大祭司を通してのみ、神様の前に出て行くことができます。このように幕は、神様の聖なる品性と人間の限界を区別するものです。この幕屋の幕は、イエス様の十字架の死によって真っ二つに裂かれ、イエス様によってだれでも自由に神様に出会うことができるようになりました。
幕屋の板は幕屋を設営するための壁となります。板は三つの糸と銀の台座で立てます。しっかりとつなげ、荒野の強い風にも倒れないように造らせました。神様と会見する場所は、外部と仕切られています。神様は私達との交わりが、親密な、且つ、揺るぎないものであることを願っておられます。
適用:聖なる神様を畏れ敬いますか
一言:幕は仕切られています
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