聖書別日ごとの糧   >>   レビ記[2016]

2016年 02月 08日 (月)

レビ記1:1-17
主にささげる全焼のいけにえ

1.ささげる物
 主はモーセを呼び寄せ、会見の天幕から、全焼のいけにえに対する律法を話されました。いけにえは、罪深い人間が聖なる神様に出て行ける道でした。いけにえの種類には、全焼のいけにえ、穀物のささげもの、和解のいけにえ、罪のためのいけにえ、そして罪過のためのいけにえ、などがあります。今日の御言葉は、全焼のいけにえに関する事柄です。全焼のいけにえは、神様に自分を献身するために、ささげるいけにえです。ささげ物をする者は、事情に従って、牛や羊、そして鳩などのいけにえを用意します。ここで、大切なことは、第一に、ささげ物は生きている家畜でなければならない、ということです。これは、罪が血を通してだけ、赦されるからです。家畜の血は、私たちの罪を贖うために、十字架で流されたイエス様の血のしるしです(ヘブ9:22)。第二に、ささげ物は何の傷もなければなりません。イエス様だけが、私たちの完全ないけにえになります(ヘブ7:26)。
2.ささげる姿勢
 いけにえをささげる人は、まずそのいけにえの頭に手を置きます(4)。これは、自分の罪をいけにえに転嫁させることで、罪を告白する儀式です。私たちが神様にいけにえをささげる時は、必ず罪を告白しなければなりません。嘆き悲しむ者だけが、神様に出会うことができます(詩51:17)。次に、いけにえの内臓までも火で焼かなければなりません。これは、礼拝を捧げる者の、完全なる献身を意味します。献身する心でささげる時だけが、主にかぐわしい香りになります。

祈り:主よ!私が罪の赦しの恵みを覚え、自分を主に喜ばれる生きた供え物としてささげるように、助けてください。

一言:神様が受け入れられるいけにえ


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