聖書別日ごとの糧   >>   レビ記[2016]

2016年 02月 11日 (木)

レビ記3:1-17
和解のいけにえ

1.祭壇の回りにその血を注ぎかけなさい
 和解のいけにえは、犠牲の供え物を根拠にして、神様と人間、人と人の間の和解と交わりのための、いけにえです。和解のいけにえは、その性格によって、三つに分けられます。施してくださった祝福と救いに感謝する時に捧げる感謝のためのいけにえ、祈りが聞かれたり、聞いてくださることを信じてささげる誓願のいけにえ、無条件に神様に対する自分の愛を表示する自発的ないけにえです。神様は、罪の中にいる人々と正しい関係を結び、聖なる、喜びで満ちた交わりをしようとされました。そのために、和解のいけにえをささげるように、言われました。そのささげ物は、事情によって、牛、羊、やぎなど、雄でも雌でも区別することなしに、ささげることができます。しかしどんなものであっても、傷があってはいけません。いけにえをささげる人はささげ物の頭の上に手を置いて、これをほふります。そして、祭司は祭壇の回りにその血を注ぎかけなければなりません。この血の注ぎを通して、罪の赦しを受けるようになります。血を流さないと、罪の赦しがないからです。この血は、イエス様の十字架の血を象徴しています。私たちは、キリストの血を通して、罪の赦しを受けた時にだけ、神様と和解をし、交わることができます。
2.その脂肪を焼いて煙にしなさい
 神様は、いけにえの脂肪の部分は食べてはならず、みな神様にささげ、祭壇の上で焼いて煙にしなさい、と言われました。脂肪は、家畜の中で最も良い部分です。私たちは、神様に、最も良い物をささげなければなりません。

祈り:主よ!主の血の恵みを受け、主に出て行きます。私を受け入れ、主と和解できるように、助けてください。

一言:神様との和解


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