聖書別日ごとの糧   >>   レビ記[2016]

2016年 02月 17日 (水)

レビ記7:11-21
和解のいけにえのおしえ

1.朝まで残しておいてはならない(11-18)
 和解のいけにえは、いけにえをささげた者が隣人と、そのいけにえを食べることができる、唯一のいけにえです。それは、神様と和解し、隣人との間に、愛の交わりをはかるためです。その時、注意すべき点は、感謝の心でささげたいけにえは、当日に全て食べ切らなくてはならないことです。また、誓願や、進んでささげるささげ物は次の日まで食べることができますが、三日目にはできません。もし定められた日が来ても、残った場合には、残った肉は火で焼かなければなりません。このように、最大二日以内に食べるように、命じられた理由は、第一に、いけにえの肉が腐敗するのを防止するためです。主に区別してささげられた肉が腐敗するまで放置しておくことは、大きな罪です。第二に、貧しい隣人と共に、食物を分け与えるためです。いけにえを食べても残るのは、自分と自分の好きな人々とだけ食べようとするからです。神様は、貧しい人々と食べることで、いけにえが貧しい人々を助ける愛の宴会になることを願われます。
2.きよい者はだれでもその肉を食べることができる(19-21)
 肉が汚れた物に触れたなら、その肉は食べてはならず、火で焼かなければなりません。また、いけにえの肉は、汚れた獣や忌み嫌う物によっても汚されていない、きよい者だけが食べることができます(19)。きよい物は、きよい者にだけ、与えられます。キリストの恵みにあずかるためには、悔い改めて、イエス様の血によって洗われなければなりません。

祈り:主よ!私が神様の御前で、きよく保ち、貧しい人に対する愛も抱くように助けてください。

一言:神様と和解、人とも和解


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