聖書別日ごとの糧   >>   レビ記[2016]

2016年 02月 19日 (金)

レビ記9:1-24
あなた自身のために、この民のために

1.最初のいけにえ(1-21)
 今、アロンは大祭司として、歴史的な最初のいけにえをささげるようになりました。その時、モーセはアロンに言いました。「祭壇に近づきなさい。あなたの罪のためのいけにえと全焼のいけにえをささげ、あなた自身のため、またこの民のために贖いをしなさい。」(7)。アロンは、この方向に従って、まず自分のために罪のためのいけにえの子牛をほふりました(8)。その後、民のためのいけにえとしてやぎを取って、ほふりました(15)。ここで、指導者の場合と民の場合の、いけにえの種類が違うことが分かります。一般的に、「指導者は罪が少なく、民の罪は多い」と考えます。しかし、指導者は、「自分の罪が民たちの罪よりも大きい」と認識していなければなりません。そして、他の人の罪を贖う前に、自分を顧みて、自分の罪のために、贖いをしなければなりません。その後、民たちの問題を胸に抱いて、贖わなければなりません。
2.主の栄光(22-24)
 アロンがいけにえをささげ、モーセとアロンが民たちを祝福すると、神様の栄光が民全体に現れ、主の前から火が出て来て、祭壇の上の全焼のいけにえと脂肪とを焼き尽くました。神様が彼らのいけにえを受け入れられたのは、神様の御言葉通りに、いけにえをささげたからです(7,10,21)。人は自分勝手に神様に進み出ることはできず、必ず、神様が定められた救いの方法を行なう時にだけ、罪の赦しを得ることができます。今日の救いの道は、イエス・キリストです。

祈り:主よ!私が、まず自分を深く顧み見て、他の人の罪のために、祈る者になります。

一言:私のために、民のために


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