聖書別日ごとの糧   >>   レビ記[2016]

2016年 02月 20日 (土)

レビ記10:1-11
ナダブとアビフの最後

1.主が命じなかった異なった火(1-3)
 祭司は、朝と夕に、聖所に入り、香を盛り、火をささげます。その時、香をたく火は、必ず主の祭壇の火を使わなければなりませでした(レビ16:12)。主の祭壇の火は、最初にいけにえをささげた時、主の御前から出て、いけにえを焼き尽くした主の火でした(9:24)。ところが、祭司ナダブとアビフは、主が命じなかった異なった火をささげました。彼らは、「香をたきさえすれば、どの火を使っても良い」と考えていました。しかし、神様は、恐ろしくも厳しく、さばかれました。いけにえを受け入れたその火が、さばきの火になりました(2)。ナダブとアビフが神様を恐れ敬っていたなら、どんな火を使えばよかったのかを、調べたことでしょう。しかし、彼らは、神様の戒めより、自分の考えをもっと重要視しました。それは、彼らが心から神様を恐れ敬っていなかったからです。祭司は、自分の意志を主張せずに、神様の御旨と戒めに、謙遜に聞き従わなければなりません。
2.ぶどう酒や強い酒を飲んではならない(4-11)
 モーセは、アロンがその子の死によって悲しむことより、祭司の不敬罪によって、神様の怒りを引き起こしたことを悲しむように、方向を出しました。また、アロンとその子孫は祭司なので、お酒によって分別力を失わせてはならない、と言いました(9,10)。神様のしもべは、ただ御霊に満たされなければなりません(エペ5:18)。

祈り:主よ!私の考えと主張を捨て、神様の戒めと御旨に恐れ敬う心で、従うしもべになるように、助けてください。

一言:敬虔な心


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