聖書別日ごとの糧   >>   レビ記[2016]

2016年 02月 21日 (日)

レビ記11:1-47
あなたがたは聖なる者となりなさい

1.食べてはならない、触れてもならない(1-43)
 神様との関係を邪魔するものには、多様な要素があります。その中で、本文は食物の問題を扱っています。神様は、「地上の全ての動物のうちで、ひずめが分かれ、そのひづめが完全に割れているもの、反芻するもの。魚の中では、ひれとうろこがある物が食べることができる」と言われました。「鳥の中では、残忍であったり、陰湿な属性を持った鳥、不潔な物を食べたり、異邦人たちが占いをする時、用いる鳥などは食べてはならない」と言われました。「昆虫の中では、羽があったり、はね足を持った物以外は食べてはならない」と言われました。「地面に腹ばいで移動する動物は、例外なく食べてはならない」と言われました。
2.あなたがたは自分の身を聖別し、聖なる者となりなさい(44-47)
 神様が禁じた食物は、衛生上不潔な物や、異邦人たちのいけにえと関係があるものです。また、神様のご性質に反し、サタンの要素を象徴するものです。神様がこのような物を食べないように命じられたのは、ご自分の民が異邦人たちとは違い、聖なる者として生きるようにするためでした(44,45)。すなわち食べることを通しても、神様は、彼らを神様のご性質にふさわしい人として訓練しようとされたのです。神様は、たとえ食べる物であっても、クリスチャンたちが異邦人たちとは区別された、きよい生活をすることを願われました。聖書には着る物、見る物については出て来ませんが、今日、クリスチャンたちはこのような点でも、目の情欲を楽しむ世の人々とは区別された生活をするように、力を入れなければなりません。

祈り:主よ!私が、食べる物と服装と見る物のような、具体的な生活の中で、ノンクリスチャンとは違った生活ができるように、助けてください。

一言:生活の中で、きよく区別されよう


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