聖書別日ごとの糧   >>   レビ記[2016]

2016年 02月 25日 (木)

レビ記15:1-33
漏出物をきよめる儀式

1.漏出物による汚れ
 漏出物は、不摂生な性生活による性病で、性器に悪性の分泌物が漏出することを指しています。漏出物がある全ての男はみな汚れています。彼と接触した全ての物と、その物に触った人も、汚れます。精をもらした者も、夕方まで汚れ(16)、夫婦が寝て交わった場合でも、全身に水を浴びなければなりません。これは、夫婦の性生活であっても、きよく保つために、不摂生な性生活を防止するためです。女が漏出すると、七日間汚れます(19)。彼女が触れた物や人、すべてが汚れます。このように漏出物のある者と、その人と触れた物までも、接触を禁じたのは、伝染するからです(31)。罪がそうです。特に、性的堕落の罪は、伝染が強く、多様な経路を通して、伝染します。それで、私たちは、些細な罪や、心の罪であっても、受け入れずに、罪と接触してはいけません。
2.そうすればきよい(13-15,28-30)
 漏出病が治った時、男女は全て、癒されてから七日が過ぎなければならず、自分の衣服を洗い、自分のからだに湧き水を浴びなければなりません(13,28)。そして八日目に、神様に、罪のためのいけにえと、全焼のいけにえをささげなければなりません。すると、神様の民と共に住む事ができます。罪によって汚れた者は、イエス・キリストの血によって、罪の赦しを受け、自分をきよく区別して神様にささげるなら、きよめられ、神様の祝福を受けるようになります。

祈り:主よ!私がたましいに逆らう、肉体の情欲を避け、手をきよめ、心が純潔になるように、助けてください。

一言:そうすれば、きよい


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