聖書別日ごとの糧   >>   レビ記[2016]

2016年 02月 28日 (日)

レビ記18:1-30
身を汚してはならない

1.異邦人のならわしをまねてはならない(1-5)
 イスラエルはエジプトを出ましたが、エジプトで彼らのならわしをまねて、生活した習慣が残っていました。今、しばらくすると、カナンの地に入って行きますが、過去の習慣に従って、カナンの地のならわしや習慣をまねてしまいがちです。それで神様は、イスラエルが世のならわしをまねて生きずに、神様のおきてに従って生き、それによって生きるようにと言われました(4,5)。クリスチャンは、この地で生きていますが、世の習慣に従わずに、神様が良いと思われ、喜ばれ、御旨を成し遂げることに従って生きなければなりません(ロマ12:2)。そのために、いつも神様の御言葉を心に置いて、聞き従わなければなりません。
2.身を汚してはならない(6-30)
 異邦人のならわしの代表的なものには、淫乱な性生活がありました。それを知っておられる神様は、「母、兄弟姉妹、おば、孫、義理の姉妹などを犯してはならない」と話され、近親相姦の罪を禁じられました(6-18)。また、月のさわり(月経)の女と関係を持つことを禁じ(19)、同性愛や動物と寝ることも禁じられました(22,23)。人の堕落した本性には、動物のような欲望が潜んでいて、本性のまま生きると、動物のようになってしまいます。このような性的な堕落は、肉体だけではなく、良心もたましいも汚します。そのたましいに、患難と苦しみがあります。彼らによって、家庭と人間関係が崩れ、社会が汚されます。このようにしてこの地が汚されるなら、その地は、住民を吐き出すことになります(25,28)。

祈り:主よ!私が淫乱なこの時代に従わず、神様を愛し、御言葉に従って、純潔な生活を送れるように、助けてください。

一言:あなたはわたしのおきてを守りなさい


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