2016年 03月 01日 (火)
受け入れられるささげ物
第一に、傷のないものでなければなりません(17-25)。神様は、「誓願のささげ物、あるいは進んでささげるささげ物として、全焼のいけにえをささげるなら、牛、羊、あるいはやぎのうちの傷のないものでなければならない。」(18,19)と言われました。進んでささげるささげ物は、自由に神様にいけにえをささげるものであり、誓願のささげ物は、誓願した後、神様からの特別な恵みを受け、その誓願に従って、いけにえをささげるものです。このように、自由にささげられるからと言って、傷のあるものをささげてはいけません。ささげ物には、その人の心がこめられています。最も栄光ある神様には、私たちの心と力と思いを込めて、最上の物をささげなければなりません(マラ1:6-14)。
第二に、成熟した物でささげなければなりません。「牛か羊かやぎが生まれた時は、八日目以後に、受け入れられる。」と言われました(27)。家畜生まれ、自立できるためには、一週間が過ぎなければなりません。それで、神様には、未熟な物をささげずに、成熟して完全な物をささげなければなりません。私たちの人生が、霊的に成熟し、完全なものになることが、神様が喜んで受け入れられるささげ物です(アモ5:21-27)。
第三に、憐れみがなければなりません。神様は、「牛でも、羊でも、それをその子と同じ日にほふってはならない」と言われました(28)。実生活において、憐れみがなく、残忍な行ないをする者がささげたいけにえは受け入れません。神様は、いけにえよりも、憐れみを望まれます(ホセ6:4-7)。神様は、その民が神様の御名を汚すことを願われません(32)。私たちは、救い主である神様の御名が尊ばれるように、傷のないいけにえをささげる生活をしなければなりません。
祈り:主よ!私が聖なる主に、心と思いと力を尽くして、最上のもので仕え、主の栄光を表すように助けてください。
一言:傷のない、完全ないけにえ
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