聖書別日ごとの糧   >>   レビ記[2016]

2016年 03月 02日 (水)

レビ23:1-14
収穫の初穂の束を祭司のところに持って来る

Ⅰ.いっさいの仕事をしてはならない(1-8)
 神様は、「安息日は、いっさいの仕事をしてはならない。」と命じられました。また、主の過越の祭りにも、最初の日と、七日目の聖なる会合には、どんな労働の仕事もしてはならない、と命じられました。これは、神様の恵みを覚え、神様に礼拝をささげるようにするためです。このような時、世に打ち勝つ本当の安息と恵みを得るようになります。この世での豊かな生活に対する欲と、世の業に対する心配と恐れは、神様との神聖なる交わりに、大きな障害物になります。私たちは、神様との神聖なる交わりのために、貴重な時間を投資しなければなりません。
Ⅱ.収穫の初穂の束を持って来なさい(9-14)
 神様は、イスラエルが新しい地に入って行き、収穫を刈り入れる時は、収穫の初穂の束を神様にささげるように、命じられました(10)。そしてその祭壇と共に、全焼のいけにえ、穀物のささげ物、注ぎのささげ物をするように、言われました。神様へのささげ物を持って来るその日まで、彼らがまず穀物を食べることを禁じられました。彼らは、穀物を得て、まず自分たちが食べたい思いを捨てて、最初に神様にささげてから、新しい穀物を食べなければなりません。最初の収穫を神様にささげることは、現在の収穫と祝福を、神様の恵みとして考え、感謝する信仰のしるしであり、すべてのことにおいて、まず神様を覚え、まず神様に仕える信仰の表現でもあります。主は、「だから、神の国とその義とをまず第一に求めなさい。そうすれば、それに加えて、これらのものはすべて与えられます。」と言われました(マタ6:33)。

祈り:主よ!私が主の恵みに感謝して、まず主の国とその義とを第一に求める者になるように、助けてください。

一言:初穂の穀物の束を持って来なさい


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