聖書別日ごとの糧   >>   レビ記[2016]

2016年 03月 03日 (木)

レビ記26:1-46
祝福の約束、滅亡の警告

Ⅰ.わたしの命令を守り、行なうなら(1-13)
 神様は、戒めを守り行なう民に、祝福を約束されます。神様は彼らに、地の産物を豊かにして、満ち足りるまで食べさせてくださいます(4,5)。神様の保護の下に、平安を受け、戦争で勝利を得させてくださいます。民の数を増やし、繁栄させます。また、その民を喜ばれ、彼らのうちに天幕をはり、彼らの神様となってくださり、彼らと共にいてくださいます(11,12)。神様は、その民が戒めに服従する生活をする時、彼らが求める全てのものを、祝福として受けるようになると言うことを、強く確信させてくださいます。
Ⅱ.わたしの定めを忌み嫌うなら(14-46)
 神様は、神様のおきてを拒み、行なわず、契約を破る民には災いを警告されます。疾病、戦争、凶年とききん、続く災難の中で、患難と苦しみを受けるようになります。彼らの地は荒れ果て、滅亡の中で、散らされるようになります。彼らのたましいには、安息と平安が消え去ります。しかし、彼らが自分の罪ととがを告白し、謙遜に悔い改めるなら、神様は、もう一度恵みを施すと約束されます。前の祝福された状態に回復させ、戦争とわざわいを、祝福の契機とされることを約束されます。神様のわざわいとさばきは、それ自体が目的ではなく、悔い改めて、大きな祝福を与えようとすることに、その目的があります。

祈り:主よ!私が神様の祝福を得ようとすることより、まず神様の教えを愛し、守り行ないます。

一言:祝福と繁栄の道


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