聖書別日ごとの糧   >>   レビ記[2016]

2016年 07月 03日 (日)

レビ記 19:1-18
あなたがたも聖なる者とならなければならない

 神様は聖なる方です。だから神様の民であるイスラエル人も聖なる者とならなければなりません。自分の母と父とを恐れることと、安息日を守ることとは、聖なる生活の根本になります。安息日を守ることは神様を恐れ敬う具体的な表現です。聖なる神様の民は、刈り入れる時には、貧しい者のために畑の隅々まで刈ってはなりません。また、収穫の落ち穂を集めてはなりません。これは貧しい者と在留異国人のための思いやりです。聖なる民は盗んではならないし、欺いたり、互いに偽ってはなりません。神様の名によって、偽って誓ってはなりません。弱い者をしいたげてはなりません。裁判官は正しくさばかなければなりません。身内の者を憎まず、隣人をねんごろに戒めなければなりません。復讐してはならず、自分の国の人々を恨んではなりません。隣人を自身のように愛さなければなりません。
 イエス様は、聖なる民の模範になられました。イエス様が神様の御言葉に完全に従われたように私たちも神様の御言葉に従う時、聖なる民になることができます。イエス様が私たちをどのように愛してくださるかを深く悟る時、隣人を自身のように愛することができます。私たちがすべてのことにおいて、神様の聖なる民として、社会に良い影響を与えることができるように祈ります。

適用 : どんな生活をしていますか。

一言 : 聖なる民



2016年 07月 04日 (月)

レビ記 19:19-37
汚されてはならない

 家畜を種類の異なった家畜と交わらせてはならず、畑に二種類の種を蒔いてはならず、二種類の糸で織った布地の衣服を身に着けてはなりません。被造物を混合して交わらせることは創造秩序を破壊する罪です。主人が、他の男奴隷と婚約した女奴隷と淫行した場合には、その罪過のためのいけにえをささげて罪を贖わなければなりません。イスラエル人はカナンで果樹を植えた後、三年の間は実を食べてはなりません。これは三年の間はカナンの罪悪な文化に染まらないためにその地に植えた木の実も食べないほどに闘争しなければならないということを暗示しています。頭のびん( 頭髪の左右側面の部分 )の毛をそり落とすことはカナン人の葬儀のならわしです。イスラエル人はそういうならわしに従ってはいけません。娘を汚して、みだらなことをさせてはなりません。安息日を守り、神の聖所を恐れなければなりません。霊媒や口寄せに心を移してはなりません。在留異国人をしいたげてはなりません。また正しく量らなければなりません。
 神様が気を付けなさいと言われた内容は、カナン人たちが常に行っていたことでした。しかしイスラエル人は、カナン人とは異なる生活をしなければなりません。何故ならば、イスラエル人は神様がご自分の所有にしようと万民の中から選ばれた民だからです。選ばれた民は世の人々とは違う生活をしなければなりません。

適用 : 何が私を汚くしますか。

一言 : 汚されてはならない。


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