聖書別日ごとの糧   >>   レビ記[2016]

2016年 07月 05日 (火)

レビ記20:1-27
あなたがたはわたしにとって聖なるものとなる

Ⅰ.性生活において、きよくあれ(10-21)
 神様が、ご自分の所有とされた民たちに、絶えず強調されることは、「聖なるものとなる」です。特に、性生活できよくなるように、命じられます。本文には、堕落した性行為を厳格に禁じる戒めが記録されています。神様は、他人の妻と姦通する者、息子の嫁、同性愛者、叔母、親戚、動物と交わる者は、「必ず殺されなければならない」と警告されます。月のさわりのある女(月経中の女)と寝て、これを犯すなら、ふたりはその民から断たれます。また、自分の兄弟の妻をめとるなら、彼らは子のない者となる、と言われます。神様は、このように堕落した性生活、不道徳の性生活を厳格に禁じられることで、神様が立てられた家庭制度を守り、その民の純潔と幸福を守ることを願われます。堕落した性生活は個人と家庭、さらには社会を不幸と破たんに導きます。
Ⅱ.あなたがたは聖なるものとなる(22-26)
 「あなたがたはわたしにとって聖なるものとなる。主であるわたしは聖であり、あなたがたをわたしのものにしようと、国々の民からえり分けたからである。」(26)。聖なる神様は、私たちに、神様の聖なる御姿を回復させることを願われます。では、私たちはどのようにして、聖なる神様の民になることができるのでしょうか。神様が追い出そうとしている国民の風習に従ってはならず、ただ神様のすべての戒めと教えを守り、従う生活をする時に、可能です。なぜなら神様の御言葉には、私たちの汚れた内面と生活をきよめるいのちと力があるからです。

祈り:聖なる主よ!性的な堕落がひどくなるこの時代に、私を主と御言葉の真理で、きよく保ってください。

一言:私は主の聖なる民


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