聖書別日ごとの糧   >>   レビ記[2016]

2016年 07月 11日 (月)

レビ記24:1-23
ともしびを絶えずともしておく

 本文は聖所の燭台と主の前に供えるパンに関する教えです。燭台のともしびは夕方から朝まで、絶えず整えておかなければなりません。パンは安息日ごとに、絶えず主の前に 整えておかなければなりません。燭台のともしびとパンはそれぞれイスラエルを照らし、食べさせる神様を象徴しています。神様は夜も昼も一瞬たりとも御目を離さずに彼らを導かれます。また、燭台のともしびとパンは神様を礼拝するイスラエル人の生活を表しています。ここで繰り返される言葉は「純粋、純」です。純金の燭台の上で、純粋なオリーブ油で灯るともしびは、神様を礼拝するイスラエルが純粋な共同体であるべきことを教えてくれます。また彼らが、自分を燃やす献身的な生活を通して聖なる神様を全世界に現わさなければならないことを示唆してくれます。 私たちは日々、聖霊に満たされて、この世の光として輝き、献身的に仕える生活をしなければなりません。それを裏付けてくれる内容がイスラエルの宿営で起こった事件です(10-23)。
 イスラエルの女を母とし、エジプト人を父とする者が、あるイスラエル人と争いました。その時、イスラエルの女の息子が主の御名を冒涜して呪いました。人々はこの者をモーセのところに連れて行き、主の命令を待つ間、この者を監禁して置きました。神様は、在留異国人でも、本土に生まれた者でも御名を冒涜するなら、殺すように命じられました。神様は、彼らが純粋な心から神様に仕える民になることを願っておられます。不純で不敬虔な者たちは共同体に入って来ないようにされました。イスラエル人には、聖なる生活を通して、まだ神様を知らない世の中に、神様の光を照らす使命があります。

適用:神様がいつもあなたを導いておられることを信じていますか。

一言:光であられる神様


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