聖書別日ごとの糧   >>   レビ記[2016]

2016年 07月 18日 (月)

レビ記27:1-34
主のものは主にお返しする

1.主に立てた誓願を守りなさい(1-29)
 ある人が、その人自身を、あるいは自分の所有物を神様にささげると誓願したとき、その誓願は聖なるものとなり、最後まで守り通さなければなりません。 誓願とは、人が切迫した状況の下、神の助けを求めるため、ささげ物をすると誓うことです。家畜の場合は、全焼のいけにえとなりました。人間の場合は、神様が人間をいけにえにすることを禁止されていたので、代わりに人身評価額に応じて代金をささげました。誓願をした人は、主にささげると誓ったものに相当する金額を必ずささげきらなければなりません。私たちは、神様に向かって軽率な誓願をたててはなりません。神様にささげられたものは、全て聖となるからです。
Ⅱ.十分の一は、主のものである(30-34)
 自分が所有していると思っていても、実はそうではなく、 神様のものであるものがあります:人間の子でも家畜の子でも、 初子は、最初から神様のものです。なぜなら、神様はエジプトで、過越の羊の血によってイスラエルの初子を死から贖ったからです。全てのものの十分の一も、神様のものです。神様のものを神様にお渡ししない人は、神様に対して罪を犯しているのです。

祈り:主よ!私が主の御前で行った誓いを守るように助けてください。十分の一を誠実にささげ、主のものを奪ってしまうことが無いように助けてください。

一言:主のものは主にお返しせよ


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