聖書別日ごとの糧   >>   民数記[2014]

2014年 06月 06日 (金)

民数記15:22-41
彼らが代々にわたり、着物のすその四隅にふさを作り

1.もしあやまって罪を犯したなら(22-31)
 人は弱い本性のために、あやまって罪を犯す時がよくあります。これは、罪を楽しむために、故意に罪を犯すこととは違います。神様は、このようにあやまって罪を犯した場合には、その罪が赦される道を備えてくださいました。また、この罪の赦しの恵みは、イスラエルの民だけではなく、在留異国人にも、同じように及びました。
 神様は、だれでも大祭司であるイエス様のところに出て行くことで、その罪が赦される道を開いてくださいました。しかし、誰でも故意に罪を犯して、神様を冒涜する者は、その民の間から断たれなければならない、と言われました。
2.彼らが代々にわたり、着物のすその四隅にふさを作り(32-41)
 神様は今、あやまって罪を犯す者に対する方策を話されました。神様はイスラエルの民に、「彼らが代々にわたり、着物のすそにふさを作り、その隅のふさに青いひもをつけるように言え。」と言われました。これは、服を着飾れと言うことではなく、このすそを見るたびに、自分たちが神様の民であり、神様のモーセに与えられた戒めを覚えて、守り行なわせるためでした。また、心と目の欲望に従わないようにするためでした。私たちが、あやまって罪を犯さないためには、熱心に神様の御言葉を覚えて、聞き従うことです。その時、心の誘惑と目の誘惑を退けて、聖なる民になることができます。

祈り:主よ!弱い私のために、贖罪の道を開いてくださり、感謝します。私が御言葉を覚え、聞き従うことによって、聖なる民になるように、祈ります。

一言:主の戒めを覚えよ


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