聖書別日ごとの糧   >>   民数記[2014]

2014年 06月 10日 (火)

民数記17:1-13
芽を出したアロンの杖

1.アロンの杖から芽を出すようにされた神様(1-5)
 神様は、イスラエル十二部族から、それぞれ一本ずつ杖を用意して、自分の族長の中絵を書き記すように、と命じられました。そして、モーセに命じて、その杖をあかしの箱の前に置かせました。
 その翌日、アロンの杖だけが芽を出し、花をつけ、アーモンドの実を結ぶ奇蹟が起こりました(8)。これは、神様の全能なる力によるものでした。神様は、乾いた杖からでも、花を咲かせる全能なる方です。
2.アロンを聖別された神様(9-13)
 神様は、十二人のつかさの杖の中で、アロンの杖にだけ芽を出させました。これは、神様がその主権によって、ご自分の働き人を選び分けられたことを、現わそうとするためです。また、神様は、その杖をあかしの箱の前に置いて、逆らう者どもへの戒めのために、不平を全くなくすようにと命じられました(10)。神様は、指導者を選ばれる時、ご自分の権威によって、お立てになります。
 神様がお立てになった指導者は、短所とあやまちが見られることもあります。しかし、神様が、永遠の主権と摂理の中で区別して、お立てになったため、これを受け入れ、尊重しなければなりません。これが、神様を恐れ敬うことであり、聞き従うことです。

祈り:主よ!主は、乾いた杖から新芽を出す全能なる方であり、立てるべき人を立てる主権者です。私が主の主権に従うことで、神様の救いの御業に用いられるように、助けてください。

一言:乾いた杖から芽を出させた神様


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