聖書別日ごとの糧   >>   民数記[2016]

2016年 09月 01日 (木)

民数記1:1-46
軍務につくことのできる者を数えよ

イスラエルの民はエジプトで430年間奴隷生活をしていたので訓練を受けていませんでした。自らを防御出来る力がありませんでした。しかし、これから彼らは自らを守らなければ荒野で生き残ることが出来ませんでした。彼らは乳と密が流れる約束の地を征服するためには主の軍隊として戦わなければなりませんでした。神の御国に向かって出て行く私たちクリスチャンはイエス・キリストの兵士です。敵達は隙を狙って信者たちを攻撃して霊的に敗北させようとします。私達が、イエス・キリストのりっぱな兵士として、私達に迫ってくる霊的戦いで勝利することが出来るように祈ります。
モーセとアロンが各部族ごとに長を立て、数を数えてみた結果、登録された者の総数は、六十万三千五百五十人でした。この数は二十歳以上の男子で軍務につくことのできる者達でした。イスラエルの総人口は老若男女を合わせると大体二百万人を超えていたはずです。神様は、アブラハムに約束された御言葉の通りに、大いなる民族になるのを成し遂げて下さいました。また、ヤコブの信仰の通りにユダとヨセフの二人の息子達を祝福して下さり、ユダ部族は十二部族の中で一番数の多い部族となりました。ヨセフの二人の息子達も各々ひとつの部族を成す様にして下さいました。

適用:軍務につくことのできる者ですか?

一言:神様の軍隊



2016年 09月 02日 (金)

民数記1:47-54
レビ部族だけは登録してはならない

人口調査の時、レビ人は数には入りませんでした。 あかしの幕屋とそのすべての用具、及びそのすべての付属品をレビ人が管理するように、神様がされたからでした。彼らは幕屋とそのすべての用具を運び、これらを管理しながら、幕屋の回りに宿営し、聖なる神様の聖さを守り、イスラエルの陣営に神様の御怒りが臨まないように特別な使命を与えられました。レビ部族に軍隊を免除する代わりに、神様に仕えることに専念するようにされました。神様がレビ人を区別された事は、根本的には神様のご主権によるものでしたが、金の子牛の事件の時にレビ人達が神様に喜ばれる事をしたからでもありました。全ての民達が金の子牛を拝み戯れ罪を犯していた時、レビ人達は神様の側に立って悔い改め、神様の御怒りを代わりにぶちまけるほど主に対する熱心がありました。
神様はこの時代に、私たちを霊的なレビ人として下さいました。神様の御言葉に仕え、神様の羊たちを保護し、救いの御業に仕えるしもべたちとして立ててくださいました。私達がレビ人達のように、区別されたものとして、全幅的に神様に献身する人生を生きるように祈ります。神様に対する熱心を抱くことが出来るように祈ります。

適用:神様にどのように仕えていますか?

一言:全心全霊で


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