聖書別日ごとの糧   >>   民数記[2016]

2016年 11月 06日 (日)

民数記15:1-21
なだめの香りをささげよ

14章では、 恨みとつぶやき、不信の言葉を言いふらした人々は決してカナンの地に入ることが出来ないと、神様は言われました。反面、信仰があってカナンの地に入るようになる人々も必ず守るべき事がありました。それは神様に奉げ物を捧げることです。捧げものを捧げるにおいて、なだめの香りをささげるべきです。このために全焼のいけにえ、火による捧げもの、誓願の捧げもの、例祭の時には小麦粉と油、ぶどう酒を一緒に混ぜて捧げるようにされました。これは神様に対する感謝と献身を意味します。彼らが約束の地に入るようになったのは自分達の業績や、善行によるのではなく全て神様の恵みによるものでした。私達も信仰によって救われ、神様の子どもとなりました。ですから感謝と献身が込められた香ばしい礼拝を捧げることは当然です。私達が神様に礼拝を捧げることが出来ることは、どれだけ大きな祝福であり、恵みでしょうか。主は私たちの真心こめた礼拝を喜んで受け入れ、私達と深い交わりを持つことを願われます。こうする時、神様と深い愛と信頼の関係性が結ばれ、約束の地で続けて祝福を享受しながら生きることが出来ます。この祝福はユダヤ人だけに臨まれるのではなく、彼らの内に居留している異国人にも臨まれるようになります。神様は、私達の罪のために和解のいけにえとなって下さったイエス・キリストにあって全ての民が救われ、恵みを享受することを願われます。イエス様の十字架の中でユダヤ人も異邦人も共同の相続人となり、ともに一つの体に連なり、ともに神様の約束に預かるようになりました(エペソ3:6)
約束の地に入ってからは初めての実を主に奉げなければなりません。これは生活の中心が神様であることをいつも覚えるためでした。 私達は今でも、感謝、従順、献身と真心を持って捧げる礼拝を通して、神様と深い交わりを持つことが出来ます。
適応:神様の恵みをどのように担いますか?
一言:感謝と献身が込められた香ばしい礼拝



2016年 11月 07日 (月)

民数記15:22-41
贖いをするなら赦される

神様はイスラエル人に告げて着物の裾に房をつくらせ、その房に青い紐をつけるようにされました。これは着物を着て外出する毎に、これを見て主の全ての命令を思い起こし、それを行うためでした。また世の虚しいものを見ないで、心を世の罪の快楽に奪われないようにするためでした。神様はご自分の民がなんとしても御言葉を覚え、神様の御前で聖なる生活をすることを願われます。神様と正しい関係性を結び、神様が喜ばれる祭司の王国、聖なる国民となることを願われます。
適応:知らずに犯した罪も悔い改めますか?
一言:赦されるであろう


<<(1)    前のページ(23)    24    次のページ(25)    (31)>>

聖書別日ごとの糧