聖書別日ごとの糧   >>   申命記[2014]

2014年 07月 23日 (水)

申命記2:1-37
通過する地、占領する地

1.エドム、モアブ、アモン人の地は通過する(1-23)
 イスラエルの民が北方に進んで行った時、神様は、「セイル山にいるエサウの子孫たちと争ってはならない」と仰せられました。なぜなら、神様がセイル山地域(エドム)をエサウに所有地として、お与えになったからです。イスラエルの民は、その地域を通過する時、水や食料が必要であれば、金で買って手に入れなければなりませんでした。エドムの地を通過し、モアブ人がいる所に行った時にも、神様は「モアブに敵対したり、争いをしかけてはならない」と仰せられました(9)。なぜなら、その土地はロトの子孫に所有地としてお与えになったからです。彼らがアモン人の地に近づいた時も、同じように仰せられましたが、彼らもまた、ロトの子孫だからです(19)。
 神様は、エサウとロトに結ばれた約束を、固く守られました。神様は、一度約束されたことは、どんなことがあっても守る、真実な方です。それで、私たちはどんな状況の中にあっても、神様が結ばれた約束を、固く信じていなければなりません。
2.ヘシュボンの地は占領せよ(24-37)
 イスラエルの民がヘシュボンの王シホンの地に着いた時、神様は初めて、「その国をあなたの手に渡す。占領し始めよ。彼と戦いを交えよ。」と仰せられました(24)。シホンが心をかたくなにし、イスラエルと戦おうとする時、神様はイスラエルの側につかれ、全ての町を取り、その民たちを打ち滅ぼすようにと、仰せられました(34)。私たちは、神様がくださった地がどこであるのかを見極めて、その地を取ろうと努力しなければなりません。

祈り:主よ!主は、一度約束されたことは、必ず守られる方です。私が、主のお与えになった地を占領できるように、助けてください。

一言:約束の地を占領せよ


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