聖書別日ごとの糧   >>   申命記[2014]

2014年 07月 24日 (木)

申命記3:1-29
もう十分だ

1.二つと半部族に土地を分け与える(1-20)
 イスラエルの民がバシャンの地域に上って行って、バシャンの王オグを打ち破り、堅固な町六十と、略奪品を手に入れました。モーセは、シホンの地とオグの地を占領した後、その地を、ルベン人、ガド人、マナセの半部族に分け与えました。ヨルダン川の東方の地を手に入れた二つと半部族は、家族と家畜をそこに残して、他の部族と共にカナンの地に渡り、先頭に立って戦わなければなりませんでした(18)。戦争を終えた後には、戻って行き、家族と共に平安に過ごすことができました。
2.見させてください(21-29)
 モーセは後継者ヨシュアに、神様が二人の王にされたことを見たので、恐れずに、カナンの地を占領せよ、と言いました。そして切なる思いで、神様に願い求めました。自分もカナンの地に渡って行って、そこの美しい地と山とレバノンをほんの少しでも見ることができるのなら、と思いました(25)。その時、神様は、メリバの岩で行なったことを思い起こさせて、「このことについては、もう二度とわたしに言ってはならない」と言われました(民20:12)。神様がモーセをカナンの地に入らせなかった理由は、彼の失敗からでしたが、実際には、彼に必要以上の祝福を与えないためでした。全ての栄光がモーセに行けば、人々は彼を偶像とするかも知れません。神様は、一人一人に適切な祝福をくださる方です。それで、私たちは貪欲を捨てて、与えられた恵みに満足しなければなりません(2コリ12:9)。

祈り:主よ!すでに私に与えられた恵みは非常に大きなものです。私が、これ以上、度を越えた祝福を要求しないように、助けてください。

一言:もう十分だ


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