聖書別日ごとの糧   >>   申命記[2014]

2014年 07月 25日 (金)

申命記4:1-14
主の命令を守らなければならない

1.おきてと定めとを聞きなさい(1-9)
 神様はイスラエルに、おきてと定めに、つけ加えたり、減らしてはならず、そのまま守るように、と命じられました。その理由は、以前にイスラエルの民が神様の御言葉を聞かずに、バアル・ベオルの偶像に仕え、淫らなことを行なったため、一度に二万四千人が死んだことがあったからです(民25章)。神様がイスラエルにお与えになった、おきてと定めは周辺の国の民に対して、大きな誇りになります。彼らは感嘆して言います。「この偉大な国民は、確かに知恵のある、悟りのある民だ。」(6)。事実、私たちの祈りを聞かれ、私たちと共にいてくださる方は、神様しかおられません。また、神様の命令ほど、公平な戒めもありません。神様の御言葉を知り、また、守っていることは、驚くべき祝福です。私たちはプライドを持って、よく御言葉を守らなければなりません。
2.わたしを恐れることを学びなさい(10-14)
 モーセがシナイ山にいた時、神様は彼に、イスラエルの民を集めて、神様を恐れることを学ばせ、その子どもたちに教えるように、と仰せられました。その時、シナイ山は激しく燃え立ち、雲と暗やみの暗黒とがありました。神様は火の中から語られたので、民たちは神様の御姿を見ることができず、御声だけを聞きました。このような雰囲気の中で、神様は契約を告げて、十戒を二枚の石の板に書き記されました。神様は、私たち人間が軽々しく会うことのできない栄光ある方です。それで、私たちは神様を恐れ敬いながら生きなければなりません。

祈り:主よ!私が神様の御言葉を知り、守っていることが驚くべき祝福であることを悟りました。私は、生涯、神様を恐れ敬いながら、生きます。

一言:誇るべき神様の御言葉



2014年 07月 26日 (土)

申命記4:15-49
偶像を拝んではならない

1.天と地の神様(15-40)
 神様がシナイ山で火の中から話された時、何の御姿も見えませんでした。それで、どんな形の彫像も造ってはならず、天の太陽や月や星を見て惑わされ、その形に刻んではいけません。神様は焼き尽くす火であり、ねたむ神様です(24)。「ねたむ」とは、神様にささげるべき栄光をむなしい偶像にささげることを嫌われる、という意味です。神様は、神様として受け入れられることを願われます。それで、私たちが軽々しく、偶像を造って拝むなら、神様の御怒りを買うしかありません(25)。この地が造られた後、世の中のどんな神であっても、一つの国民を他の国民から取って、ご自身のものとされた神はいません(34)。しかし、神様はそのようにされました。イスラエルの民が天と地の神様を信じて、御言葉に聞き従うなら、約束の地で長く生き続けることができます。
 世の人々は、神様のことを軽く考え、多くの神々の中の一つと考えてしまうことがあります。しかし、私たちは、この神様が創造主の神様であることを認め、敬虔な心を持って、仕えなければなりません。
2.三つの逃れの町(41-49)
 モーセは、ヨルダンの東方の地で、三つの町を逃れの町として定めました。この逃れの町は、あやまって他の人を殺した人々が、臨時で逃れることのできる場所でした。神様が逃れの町を用意されたのは、貴い血をむやみに流させないためでした。

祈り:主よ!主は他の偶像とは完全に違う方です。私が敬虔な心を持って、神様を神様として仕えます。

一言:主は天と地の神様


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