聖書別日ごとの糧   >>   申命記[2014]

2014年 07月 27日 (日)

申命記5:1-21
十戒

1.わたしは主である(1-15)
 主はイスラエルをエジプトの国、奴隷の家から連れ出した唯一の神様です。それで、この神様のほかに、ほかの偶像は造ってはならず、拝んでもなりません。また、神様の御名をみだりに唱えてなりません。神様は、御名をみだりに唱える者を、罰せずにはおかれません。また、神様は、安息日を守って、これを聖なる日とすることを願われます(12)。安息日は、神様が人間のために、特別に区別された日として、世のすべての仕事を休み、神様と霊的な交わりをする日です。人が幸福に生きる秘訣は、神様を神様としてあがめ、心を尽くして愛することです。神様を軽んじ、安息日も敢えて破るなら、決して神様の祝福を受けることができません。
2.あなたの父と母を敬え(16-21)
 父と母は子どもを養育するために、多くの労苦をしているため、子どもが父と母を敬うのは当然のことです。また、隣人の生命をむやみに奪ってはならず、また、むやみに情欲を楽しんでもいけません。他の人の物を盗んではならず、隣人に対して、偽りの証言をしてもいけません。隣人の妻や所有に対しても、欲しがってはいけません。
 隣人を自分のからだのように愛することが、人間に対する戒めの核心です。今日では、非常に利己的な時代です。自分の安全と幸福だけを追求しているため、世の中があまりにも殺伐としています。しかし、私たちが献身的に隣人を愛する時、時代の雰囲気に打ち勝つことができます。

祈り:主よ!私が神様を神様としてお迎えできるように助けてください。また、自分のことより、まず隣人のことを考えることができるように、助けてください。

一言:神様は神様です



2014年 07月 28日 (月)

申命記5:22-33
いつまでも、わたしを恐れ

1.主の声を聞くなら(22-27)
 主がシナイ山で、大きな声で告げられ、モーセに二枚の石の板を授けられた時、各部族の指導者たちが、モーセのところに出て来ました。彼らは、神様がその栄光と偉大さを示された時、火の中から御声を聞いて、人と語られるのを見ました(24)。その時、彼らは、大きい火が彼らをなめ尽くそうとしているような恐れにとらわれ、神様の御言葉をもう一度聞くと、死ぬような思いになりました。それで、彼らはモーセに、彼らの代表として神様のところに近づいて行き、神様が語られる御言葉をみな聞き、伝達して欲しいと、頼みました。そうすれば、彼らは聞いて、行なうと言いました(27)。
 神様は、簡単に近づける方ではありません。それで、神様は、神様のしもべを通して、ご自分の御言葉をお告げになります。私たちは、神様のしもべたちの言葉を、神様の御言葉として認め、恐れる心で、よく聞かなければなりません。
2.右にも左にも、それてはならない(28-33)
 神様は指導者たちの要請に耳を傾けて聞いてくださり、これからはモーセを通して、すべての命令と教えと定めとを教えると、仰せられました。そして約束の地に入って行き、右にも左にもそれずに、神様が命じられたとおりに守り行ないなさい、と言われました。
 右にも左にもそれることは、御言葉を自分勝手に解釈して行くことを意味します。神様の御言葉は、正しく解釈して、適切に適用させなければなりません。

祈り:主よ!私が主のしもべたちの言葉を、恐れ敬う心を持って聞き、御言葉を自分勝手に解釈しないように、助けてください。

一言:神様は、主のしもべたちを通して、話される


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