聖書別日ごとの糧   >>   申命記[2014]

2014年 07月 31日 (木)

申命記8:1-20
荒野で歩んだ道を覚えていなさい

1.御言葉によって生きる(1-9)
 イスラエルは、神様が四十年間荒野で歩ませられた全行程を、覚えていなければなりません。神様がイスラエルを飢えさせ、また誰も知らなかったマナを食べさせられたのは、「人はパンだけで生きるのではなく、主の口から出るすべてのもので生きる」ということを教えるためでした(3)。それで、イスラエルは、このような訓練を受けたことに対して、寂しい思いをするのではなく、人がその子を訓練するように、神様が彼らを愛され、訓練してくださったことを、知らなければなりません(5)。人はパンだけで生きられる存在ではありません。たましいを持った存在であるので、必ず、霊的な糧である神様の御言葉を食べなければなりません。私たちが神様の御言葉をまず第一に求める時、私たちに必要な物も、神様みずからが備えてくださいます。
2.主を忘れてはならない(10-20)
 イスラエルがカナンに行き、祝福された生活をするようになった時、心が高ぶって、神様を忘れないように、気をつけなくてはいけません。神様がイスラエルをエジプトの地から救い出され、荒野の危険から保護され、岩から水を出し、マナを食べさせてくださったことを、覚えていなければなりません(15,16)。心が高ぶって、全ての祝福を自分の手で手に入れたと思ってはいけません。彼らが神様の恵みを忘れ、偶像に従うなら、必ず滅ぼされるようになります(19)。祝福の時に、神様の恵みを覚えることは、本当に大切なことです。恵みを忘れることは、滅亡の近道です。

祈り:主よ!私が食料よりも神様の御言葉をもっと愛し、祝福の時に神様の恵みを忘れないように、助けてください。

一言:荒野での全行程を覚えていなさい


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