聖書別日ごとの糧   >>   申命記[2014]

2014年 08月 02日 (土)

申命記10:1-22
心の包皮を切り捨てなさい

1.石の板を作りなさい(1-9)
 イスラエルの民に対する御怒りを鎮められた後、神様はモーセに仰せられました。「前のような石の板を二枚切って作り、山のわたしのところに登れ。」モーセが山に登ると、神様は再び、十戒を石の板に刻んでくださいました。モーセはこの石版をアカシアの木の箱に納めて、保管しました。
2.もううなじのこわい民であってはならない
 神様がイスラエルの民に願われることは、神様を恐れ敬い、全ての御言葉を行ない、心を尽くし、精神を尽くして、神様を愛することです。神様は万物の主ですが、特別にイスラエルを愛され、選民とされました。それで、イスラエルは、心の包皮を切り捨て、もううなじのこわい民であってはなりません(16)。主なる神様は、神の神、主の主、偉大で、恐ろしい神です。人をうわべで判断せず、弱い人々を保護し、在留異国人を愛する方です(18)。それで、この神様を恐れ敬い、近くにしなければなりません。
 「心の包皮を切り捨てなさい」とは、心から神様を愛し、聞き従うことを意味します。イスラエルの民が、いくら肉の割礼を行なったとしても、心の包皮を取り除かなければ、本当の選民になることができませんでした。私たちも、心から神様を愛し、仕える時、本当の神様の子どもになることができます。私たちが、もはやうなじのこわい者にならず、謙遜に神様に仕えて行くことができるよう、祈ります。

祈り:主よ!私が心の包皮を切り捨てるように、もううなじのこわい者にならないように、助けてください。私が本当の選民になることを願います。

一言:心の包皮を切り捨てなさい


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