聖書別日ごとの糧   >>   申命記[2014]

2014年 08月 03日 (日)

申命記11:1-12
これら主がなされた偉大なみわざのすべて

1.きょう、知りなさい(1-7)
 神様は、エジプトの王パロと、エジプトの全域に十の災いを下されました。これを通して、イスラエルをエジプトの手から救ってくださいました。また、葦の海の水で、エジプトの軍隊と馬と戦車を覆って、滅ぼされました。荒野の道を歩んだ時には、神様が必要なものを全てくださいました。しかし、彼らが聞き従わなかった時には、恐ろしくも、罰せられました。「知りなさい」とは、詳しく顧みて、心に刻みなさい、という意味です。
 荒野生活を顧みる時、イスラエルがくり返して罪に倒れた理由は、神様が行なわれた御業を簡単に忘れてしまったからです。人には、恵みを簡単に忘れてしまう罪深い習性があります。しかし、私たちは神様の恵みだけは、はっきりと覚えていなければなりません。
2.全ての命令を守りなさい(8-12)
 イスラエルは神様の全ての命令を守らなければなりません。そうすれば、強くなり、カナンの地を得るようになります。命令を守りさえすれば、その地は永遠に彼らのものになります。イスラエルが、乳と蜜の流れる約束の地を得られる秘訣は、神様が行なわれた御業を知り、その命令を守ることです。神様の命令を守らずに、恵みだけを受けようとすることは、罪です。私たちが豊かな神様の恵みを得ようとするなら、全ての命令を守らなければなりません。

祈り:主よ!私が神様の恵みを、すぐに忘れてしまったことを悔い改めます。神様の恵みだけは、心に刻んで、全ての命令を守ることに務めます。

一言:神様の恵みを覚えていますか



2014年 08月 04日 (月)

申命記11:13-32
祝福と呪い

1.あなたがたに命じる命令に、よく聞き従って(13-25)
 イスラエルが豊かに神様の恵みを受けるためには、心を尽くし、精神を尽くして、主に仕えなければなりません。他の神々に惑わされないように、自ら気をつけなければなりません。何より、神様の御言葉を心とたましいに刻まなければなりません。また、神様の御言葉を子どもたちにも、熱心に教えなければなりません。家にすわっている時も、道を歩く時も、寝ている時も、御言葉を唱えなければなりません。このようにして、神様の全ての命令を守り行なうなら、イスラエルは強大国になります。イスラエルが足の裏で踏む所は全て彼らの所有になります。熱心に御言葉を愛し、絶対的に聞き従うことが、神様の祝福を受ける秘訣です。
2.祝福と呪いを置かれた神様(26-32)
 神様は、イスラエルの前に、祝福と呪いを置かれました。神様の命令に聞き従う時は、祝福を受けますが、もし、神様の命令に聞き従わずに、他の神々に従って行くなら、呪いを受けるようになります。これは、私たちが二股をかけて、行けるのではありません。従順か、不従順かを、はっきり選択すべき問題です。何を選択するのかによって、祝福か呪いかが、与えられます。私たちの人生は、決断と選択の連続です。多くの人々は、神様の御言葉より世俗的な利益をまず選びます。すぐに、それが祝福を与えるかのように、思えます。しかし、私たちは、結局、それが呪いを受ける生活であることを、知らなければなりません。

祈り:主よ!神様の御言葉の前で、はっきりと決断できずに、優柔不断だったことを、悔い改めます。私が神様の御言葉をよく守り、行なう者になるように助けてください。

一言:選択は自由、しかし結果は、祝福か呪い


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