聖書別日ごとの糧   >>   申命記[2014]

2014年 08月 05日 (火)

申命記13:1-18
あなたがたのうちからこの悪を除き去りなさい

1.にせ預言者を除き去りなさい(1-5)
 イスラエルのうちににせ預言者や夢見る者が現れ、彼らに何かのしるしや不思議を示し、ほかの神々に従い、仕えるように惑わします。神様が、彼らをそのままにして置かれる理由は、イスラエルがどれだけ神様を愛しているのかを、知ろうとされるからです。
 イスラエルは、彼らの言葉に従ってはなりません。むしろ、その預言者や夢見る者たちを殺して、悪を取り去らなければなりません。にせ預言者は、見ないふりをしたり、妥協したりして解決される問題ではありません。神様の御言葉にすがって、断固、敵対しなければなりません。
2.偶像崇拝者を除き去りなさい(6-18)
 イスラエルをそそのかす者たちの中には、兄弟や子どもたちや、いのちを共にする親戚たちもいます。彼らもひそかに近寄って来て、「神様を捨てて、他の神々に仕えよう」とそそのかします。彼らは誰よりも親しく、近い存在であるため、にせ預言者たちの言葉よりも、もっとそれらしく聞こえます。しかし、神様は、彼らに憐れみをかけたり、同情したり、かばったりしてはならない、と言われます。「ためらわずに、殺せ」と仰せられます。人間的に親しい存在であるほど、彼らにそそのかされてしまいがちです。それによって、惑わされたり、つまずいたりもします。私たちは、むしろ親しい間であるほど、信仰的な誘惑に警戒し、はっきりとしなければなりません。

祈り:主よ!私が親しい人々の不信の言葉を受け入れ、そそのかされていたことを悔い改めます。私に、彼らの誘惑も果敢に退けるはっきりとした姿勢をください。

一言:誘惑する者は、意外に近くにいる


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