聖書別日ごとの糧   >>   申命記[2014]

2014年 08月 13日 (水)

申命記20:1-20
主の戦い

1.戦いに臨む姿勢(1-9)
 神様は、イスラエルが敵と戦うために出て行く時、敵の馬や戦車、軍勢が多くても、恐れてはならない、と仰せられました。なぜなら神様は、イスラエルと共におられるからです。それだけではなく、神様が敵と戦い、イスラエルを救ってくださるからです。一方で、神様は、「新しい家を建てて奉献しなかった者、まだ収穫をしていない者、女と婚約して、まだ結婚していない者、恐れている者がいれば、その家に帰れ。」と仰せられます。彼らは個人的な問題で心が分散され、戦争に専念できない人たちです。もし、彼らをそのままにして置くなら、他の兄弟たちにも恐れを与え、士気が落ちてしまうからです。戦争の勝敗は、武器よりも、持っている軍人精神にかかっています。私たちの戦いは血肉の戦いではなく、霊的な戦いです。戦争は主に属しているものなので、私たちが共にいてくださる神様を信じて戦う時、勝利することができます。
2.主が命じられるまま、行ないなさい(10-20)
 神様は、イスラエルが敵と戦おうとする時、まず、その町に平和を宣言しなさいと、仰せられます。もし、彼らが平和を願うなら、彼らに貢物を持って来させ、仕えさせるように、と仰せられます。しかし、戦おうとするなら、徹底的に打ち滅ぼすように、と仰せられます。打ち滅ぼす時、神様が命じられるまま行ないなさい、と仰せられます。神様は愛と公義の神様です。神様は、その御旨を受け入れる者には、救いを施してくださいますが、敵対する者には、恐ろしく、お怒りになります。

祈り:主よ!恐れが多い私を憐れんでください。私が共におられる神様を信じ、大胆に戦えますように。

一言:神様を信じ、大胆に戦います


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