聖書別日ごとの糧   >>   申命記[2014]

2014年 08月 15日 (金)

申命記22:1-12
見て、知らぬふりをしていてはならない

1.見て、知らぬふりをしていてはならない(1-4)
 他の人の牛や羊が迷っているのを見たら、知らぬふりをしてはならず、必ず主人のもとに連れて来て、返さなければなりません。更には、主人が遠くの所に住んでいたり、また、主人が誰なのか分からなければ、訪ねて来るまで、家につないで置いてから、返さなければなりません。ろばでも、着物でも、他の人がなくした物を見つけたら、返してやり、知らぬふりをしてはなりません。他人のろばや牛が道で倒れているのを見たら、兄弟を助けて、それを起こさなければなりません。私たちは、自分のことにだけ関心を持って、ほかの人のことには、無関心になりやすいです。しかし、無関心は、神様の御前では罪です。今日、キャンパスや社会には、霊的に道に迷っている人々、力がなく倒れている人々が多くいます。私たちは、彼らを見て、知らぬふりをしてはいけません。関心を持って、助けなければなりません。
2.二種類の種を蒔いてはならない(5-12)
 神様の子どもたちは、空を飛ぶ一羽の鳥に対しても、愛する心を抱かなければなりません。また、欲を捨てて、純粋でなければなりません。「ぶどう畑に二種類の種を蒔いてはならない。」と仰せられました(9)。また、牛とろばとを組にして耕してはならず、羊毛と亜麻布とを混ぜて織った着物を着てはなりません。お互いに混ぜる時、少しは得られるものもあります。しかし、神様は、欲のため、あれこれ混ぜる人を嫌われます。私たちは、欲のまま、混ぜ合わせようとするのではなく、神様の民らしく、純粋なものを追求しなくてはなりません。

祈り:主よ!私の無関心の罪を悔い改めます。また、欲が多く、純粋でないことを悔い改めます。私を純粋な者にしてください。

一言:見て、知らないふりをしてはならない


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