聖書別日ごとの糧   >>   申命記[2014]

2014年 08月 19日 (火)

申命記26:1-11
初物を神様にささげよ

1.初物を神様にささげなさい(1,2)
 神様が相続地として与えられたカナンの地で、イスラエルの民が耕して初物を収穫しました。長い荒野生活の後、ついに初物を得たとは、何と尊いことでしょうか。ところが、神様は、「その初穂を神様の所に持って行きなさい。」と仰せられました。なぜそのようにしなければならないのでしょうか。それは、彼らが約束の地に入り、畑を耕して、初物を得たのは全て、神様の恵みによるものだからです。最上のものを神様にささげることは、私の心の中心に神様をお迎えして生きる、という信仰告白です。その時、祝福の時にも、変わることなく、神様と正しい関係を維持し、神様の祝福を担うことができます。神様は、私たちに必要なものを、満ち溢れるぐらいに、満たしてくださいます。神様は、私たちがこの祝福の実に縛られることより、まず、神様に感謝をささげ、恵みを覚えることを、願われます。
2.初物をささげる時の信仰告白(3-11)
 初物を携えて、祭司のもとに行って、まず、主が先祖たちに約束された地に入ったことを、感謝しなければなりません。そして、それまで、神様が先祖の時から今日に至るまで、導いてくださったことを顧み、神様の恵みに感謝しなければなりません。神様に初物をささげることは、義務である前に、神様が私に施してくださった恵みに対する感謝の告白です。このようにして、喜びと感謝の心でささげることが、初物を通して、神様に礼拝をささげることです。

祈り:主よ!私に施してくださった神様の恵みを忘れずに、最上のもので、神様に仕えるように、助けてください。

一言:初物を主に


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