聖書別日ごとの糧   >>   申命記[2014]

2014年 08月 24日 (日)

申命記31:1-13
強くあれ、雄々しくあれ

1.彼らをあなたがたの手に渡される(1-5)
 離れる時になったモーセは、後継者としてヨシュアを立てながら、まずイスラエルの民に、神様がお与えになった約束の御言葉を証ししました。「あなたの神、主ご自身が、あなたの先に渡って行かれ、あなたの前からこれらの国々を根絶やしにされ、あなたはこれらを占領しよう。」(3)。「主は、彼らをあなたがたに渡し、あなたがたは私が命じたすべての命令どおり、彼らに行なおうとしている。」(5)。最も大切な時に、牧者であるモーセを失うことは、民たちを落胆させ、恐れさせることです。しかしモーセは、民たちが人々を恐れることより、神様を仰ぎ見て、頼るように助けました。落胆と不安に打ち勝つ道は、神様を信じて、頼ることです。
2.強くあれ、雄々しくあれ(6-13)
 モーセは今、ヨシュアを呼んで、民の目の前に立たせ、勇気を植えました。「強くあれ。雄々しくあれ。」(7)。そして、主なる神様が彼と共におられることを、確信させました。また、モーセは祭司たちに、律法の書を授け、「七年の終わりごとに、読み聞かせるように。」と命じました。それは、これを通して、民と子孫たちが御言葉を学び、神様を恐れ敬うことを学ばせるためでした。
 結局、民たちや彼らを導くヨシュアにとって、大切なものは神様に対する信仰を持つことです。そして神様が共におられることを信じる、この信仰の中で歩むことです。

祈り:主よ!私が、ただ神様だけに頼ることで、心を強くし、雄々しい信仰の人になるように、助けてください。

一言:強くあれ、雄々しくあれ


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