聖書別日ごとの糧   >>   申命記[2014]

2014年 08月 25日 (月)

申命記33:1-29
イスラエルを祝福するモーセ

1.律法を与えた祝福
 モーセは、各部族を祝福する前に、まずイスラエルがどんな点で、祝福されたのか、を宣布しました。イスラエルが、神様から受けた最も大きな祝福は、神様が彼らに火のような律法をくださったことです。この律法は、火のように、イスラエルの民の罪と腐敗を燃やし、きよめます。罪によってかたくなになり、不正と汚れのために、滅びるしかなかった民にとって、火のような律法を与えることは、大きな祝福です。神様は、律法を受けたイスラエルの民を、愛されました。主のあしもとで、御言葉を聞く、神様の相続とされました。
2.各部族に対する祝福(6-29)
 モーセはまず、ルベン人が死なないように、と願い、預言しました。ユダ人の大きな繁栄を願って、預言しました。レビ人がいつも大祭司の職分を担うようにと願いました。特に、彼らが両親や兄弟や子どもたちより、神様の御言葉を優先にすることを深く認めました。それ以外にも、モーセは各部族を、一つずつ心に抱いて、彼らの行く末を祝福し、預言しました。そして、結論的に、イスラエルはしあわせだ、と宣布しました(29)。永遠の神様が盾となってくださり、栄光の剣になってくださることで、イスラエルは幸いな民です。今、彼らがどんな現状に処せられていても、神様の祝福が共にある彼らは、本当に幸いな民です。

祈り:主よ!私に律法をくださり、私の盾であり、剣になってくださるので、私はしあわせな者です。この祝福を担えるように、助けてください。

一言:幸いな民


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