聖書別日ごとの糧   >>   申命記[2014]

2014年 08月 26日 (火)

申命記34:1-12
モーセの死

1.主の命令によって死んだモーセ(1-8)
 カナンの地を目の前にしたモーセは、モアブの草原で民に、申命記の御言葉を教えました。そして、告別メッセージを伝え、イスラエルの民のために、祝福しました。全てのことを終えたモーセは、今ピスガの頂に登って行きました。神様は、モーセにカナンの地を隅から隅まで見せてくださいました。夢にまで見た約束の地が、絵のように広がっていました。しかし神様は、「あなたはそこへ渡って行くことはできない。」と言われました(4)。モーセが入って行きたいと願った場所でした。しかし、主のしもべモーセは、神様の命令によって、モアブの地で目を閉じました。その時、彼の目はかすまず、気力も衰えていませんでした。しかし、彼は全てのことを神様にゆだね、最後まで御言葉によって、生きました。彼の出発も偉大でしたが、彼の最期はもっと偉大でした。彼は、最初から最後まで、神様に従った偉大な主のしもべでした。
2.神様が用いられたモーセ(9-12)
 モーセが死んだ後、ヌンの子ヨシュアが彼の後を継ぎました。イスラエルの民は、主が命じられた通りに、ヨシュアの言葉に従いました。しかし、モーセのような預言者はもう再びイスラエルには起こりませんでした。モーセは神様と親密な体面までした唯一の預言者でした。また、神様から大きな力と権威を受け、神様の民を救うことに、大きく用いられた人でした。

祈り:主よ!私をモーセのように神様に尊く用いられる僕にしてください。

一言:命令通りに死んだモーセ


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