聖書別日ごとの糧   >>   申命記[2022]

2022年 11月 19日 (土)

申命記18:1-22(9)
忌みきらうべきならわしをまねてはならない

神様は、レビ人の祭司たちとレビ部族全部を手厚く支えるように命じられました。神様は全部族の中から彼らを選ばれ、いつまでも主の御名によって奉仕に立つようになさいました。また、カナンの地に住むようになった時には、異邦の民の忌みきらうべきならわしをまねてはなりません。そして、自分の息子、娘に火の中を通らせる者、占いをする者、卜者、まじない師、呪術者、呪文を唱える者、霊媒をする者、口寄せ、死人に伺いを立てる者を容認してはなりません。これらのことを行う者はみな、主が忌みきらわれ、彼らをイスラエルの前から追い払われます。神様の民は、神様がひどく嫌がる異邦のならわしに従わず、主に対して全き者であるようにしなければなりません。

どうすれば異邦のならわしに従わずに、神様の前で全き者になれるのでしょうか。まず、神様の御言葉に聞き従うべきです。神様は、彼らのうちからモーセのような一人の預言者を起こし、主の御言葉を授けると約束なさいました。イスラエルの民が預言者を見分ける方法は、その人が主の名によって語ったことが、その通りになるかどうかで分かります。神様が立てられた預言者であるなら、その語ったことは実現するので、イスラエルは彼が告げることばに聞き従えばいいのです。神様が起こされた預言者のことばに聞き従えば、神様が忌みきらわれる罪に陥ることはありません。神様の御前できよく、全き者として生きることができます。



祈り:主よ、世の中の忌みきらうべきならわしに惑わされやすい私です。しかし、自分が主の聖なる民であることを自覚して、世の人々のすることではなく、主のまねをするように助けてください。

一言:異邦の民をまねてはならない


<<(1)    前のページ(15)    (16)>>

聖書別日ごとの糧