聖書別日ごとの糧   >>   ヨシュア記[2005]

2005年 12月 27日 (火)

ヨシュア記11:1-23
征服戦争を成し遂げたヨシュア


Ⅰ.北部地域の征服(1-20)

 カナンの北部地域のハツォル王ヤビンは、そこの王たちを集め強い軍隊を結成して、イスラエルと戦おうと、メロムの水辺に陣を敷きました。歴史家ヨせフスによれば、当時ハツォルが率いた連合軍は歩兵が三十万、騎兵が一万、戦車が二万程度でした。今まで休まず戦い続けましたが、今また三十万を越す大軍と正面から戦わなければなりませんでした。しかしその時神様がヨシュアに言われました。「彼らを恐れてはならない。あすの今ごろ、わたしは彼らをことごとくイスラエルの前で、刺し殺された者とするからだ。あなたは、彼らの馬の足の筋を切り、彼らの戦車を火で焼かなければならない。」(6)。神様が彼らを刺し殺された者とされるので、あなたは彼らの馬の足の筋を切れ、と言われました。また戦車を火で焼かなければならないと言われました。その時ヨシュアはその通りに聞き従いました。ヨシュアは生涯、主がモーセを通して自分に命じられた全てのことを、その通りに行なった従順のしもべでした。

Ⅱ.その地に戦争はやんだ(21-23)

 ヨシュアは主が命じられた通りに、アナク人を聖絶し、またその町々を聖絶しました。またヨシュアがモーセに命じられた通りに、その地をことごとく取り、イスラエルの部族に与えました。その時ようやくその地に戦争は終わりました。神様は信仰の先祖アブラハムに約束された通りに、カナンの地を全てイスラエルにお与えになりました。


祈り:主よ!私もヨシュアのように主が命じられた全てのことにそのまま聞き従う者になるようにしてください。

一言:従順はすなわち力


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