聖書別日ごとの糧   >>   ヨシュア記[2008]

2008年 05月 15日 (木)

ヨシュア記3:1-17
せきとめられたヨルダン川

 ヨシュアは三日とどまって、ヨルダンを渡る準備をしました。ヨルダンを渡ることは、荒野生活を終えて、神様が約束された地に入って行く歴史的なできごとです。ところがどんな方法でヨルダン川を渡らせたのでしょうか。神様は民たちが契約の箱のうしろに立ってヨルダンを渡るように言われました。契約の箱は神様とイスラエルが結んだ契約を象徴します。契約の箱のうしろを行くことは、イスラエルが神様の契約の御言葉に従ってカナンの地に入って行くことを意味します。その時、契約の箱と二千キュビトの距離を置いて、ついて行かなければなりません。これは契約に対する畏敬の念を意味します。イスラエルは、以前行ったことのない新しい道を行かなければなりません。しかし彼らが神様の契約に従う時、行くべき道を明らかにしてくださいます。私たちには約束の主イエス様がおられます。以前は行くことのできなかった新しい道を切り開いてでも、イエス様について行くなら、行くべき道がはっきりと分かるようになります。
  神様は、ヨルダン川を渡るできごとを通して、ヨシュアを高め、カナン人に対する勝利の確信を与えようとされました。祭司たちが契約の箱を担いでヨルダン川に入りました。その時、流れていたヨルダン川の水はせきとめられました。遠くツァレタンのそばにあるアダムの町まで、水はせきをなし立っていました。塩の海に流れていた水は完全にせきとめられました。民は乾いた地からヨルダンを渡りました。主の契約を先頭にして行くと、私たちの前を邪魔するどんな障害物もなくなります。神様の約束の御言葉に従って行く時、怒涛のように流れる罪の川もせきとめられます。

祈り:主よ!私が契約の御言葉を前に置いて進む時、罪の川がせきとめられる奇跡を体験するように助けてください。

一言:流れる川もせきとめられる


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