聖書別日ごとの糧   >>   ヨシュア記[2008]

2008年 05月 16日 (金)

ヨシュア記4:1-24
永久に記念なのだ

 すべての民がヨルダン川を渡り終えました。神様はヨシュアに「祭司たちの足が堅く立ったその場所から十二の石を取りなさい。」と言われました。この石はヨルダン川の水がせきとめられたことを知らせる永久の記念品です。神様は永遠の方です。神様が歴史の中で行なわれることは、その当代だけのためではなく、永遠の世代のためのものです。それで神様が行なわれた恵みと力を永久に記念するように命じられました。人間は有限な存在です。神様の力を体験してもすぐに忘れます。それで神様は、人間が神様を永遠に覚えるように、記念品をくださいました。私たちには神様の恵みと力を永久に覚えるようにくださったイエス・キリストが永久の記念になります。
 ヨシュアはヨルダン川を渡った後、十二の石をギルガルに立てました。この石は子孫たちのための歴史の証です。後に子孫たちが、この石にはどんな意味があるのか尋ねた時、イスラエルがかわいた土の上を踏んで、ヨルダン川を渡ったいきさつのあかしであることを教えなければなりません。これは地上の全ての民に神様の力を知らせ、イスラエルが神様を永遠に恐れよということです。神様は、その恵みと力を、来る全ての世代の人々に永久に知らせることを願われます。神様は永遠の方であり、歴史を主管される方です。神様の民は自分の世代だけではなく、次の世代と遠い未来を覚える歴史的な存在にならなければなりません。有限な私たちが神様の永遠に参加するようになったのは、神様の大きな恵みです。

祈り:主よ!私が神様の永遠の救いの恵みを永久に覚える歴史的な存在になるように助けてください。

一言:永久に記念せよ


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