聖書別日ごとの糧   >>   ヨシュア記[2023]

2023年 09月 02日 (土)

ヨシュア記 2:1-24(21)
窓に赤いひもを結んだ

二人のスパイはエリコのラハブという名の遊女の家に入り、そこに泊まりました。このことを知ったエリコの王は人を遣わしました。しかし、ラハブは王の人たちが着く前に、二人のスパイをかくまい、屋上に隠しました。そして少しも動じることなく、スパイたちは既に逃げたと確信をもって伝えました。彼女は、主である神様がエリコの地をイスラエルに与えておられることを知っているからそうしました。葦の海の水を涸らし、アモリ人の王シホンとオグを聖絶させた神、主は、上は天において、下は地において、神であられると信仰の告白をしました。彼女は、神様の救いがなければ自身と家族は滅ぼされることを知っていました。ラハブはスパイたちに、彼女自身と家族たちを生かし、自分たちのいのちを死から救い出してほしいと頼みました。主である神様を選ぶということは、人間的な情や民族の事情を超えた、永遠の魂の救いと関わることです。他の人たちはどうであれ、彼女はいのちをかけて、主である神様の側に立ちました。自分に訪れた救いの機会を逃さず掴みとりました。二人のスパイは、窓に赤いひもを結びつけておくように彼女に言いました。赤いひもが結びつけられたその家の中にいる者たちだけが救われること、その戸口を出る者は滅ぼされることを警告しました。

ラハブはエリコが間もなく滅ぼされることを知ったとき、自分の人生をエリコと道ずれにする考えはありませんでした。いのちをかけて救いの道を探し求めました。スパイからもらった赤いひもを窓に結びつけました。そうすることによって、彼女は自分自身と家族を救うことになりました。この世はいつの日か滅びます。私たちは、赤いひもとなってくださるイエス様を信じなければなりません。どんな状況の中でも主である神様の側に立って、信仰をしっかりと守ることがあなたのいのちの救いであるからです。



祈り:主よ、この世は、いつか滅びます。赤いひもであるイエス様を信じ、いかなる状況の中にあっても神様の側に立って信仰を守るようお助けください。

一言:赤いひもを結びつけなさい


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