聖書別日ごとの糧   >>   ヨシュア記[2023]

2023年 09月 03日 (日)

ヨシュア記 3:1-17(13)
ヨルダン川の水がせきとめられるようになる

ヨシュアは全てのイスラエル人に対し、レビ人の祭司たちが主の契約の箱をかついでいるのを見たなら、その後を進むよう命じました。時はちょうど刈り入れの時期でした。ヨルダン川の水が岸いっぱいにあふれていました。しかし、ヨシュアは祭司たちに対して、主の契約の箱を担いで足を水際に浸すように命じました。祭司たちはあふれんばかりの川の水を見て恐れが生じ、足がすくむ思いだったかもしれません。しかし、彼らは信仰によって、主の契約の箱を担いだまま水の中に入りました。足が水際に浸ったとき、上から流れ下る水は立ち止まり、はるかかなたにある町アダムのところで、せきをなして立ちました。流れ下る水は、完全にせきとめられました。それでイスラエルの民は、かわいた地を通ることができました。主の契約の箱をかつぐ祭司たちは、ヨルダン川の真ん中のかわいた地にしっかりと立ちました。すぐそばには、川の水が彼らに襲いかかる勢いでせき立てられていました。しかし、祭司たちは使命を果たすべくヨルダン川の真ん中の乾いたところにしっかりと立ち止まりました。イスラエル全体は、乾いたところを渡り、ついに民全員がヨルダン川を渡り終えました。

私たちが伝道するキャンパスは、物質主義、快楽主義、恐れと異端思想などの水であふれています。しかし、主である神様は全能のお方です。私たちは、福音の祭司として、主の御言葉を担ぎ、物質主義、快楽主義、恐れがあふれているキャンパスの川に入って、足を踏み入れてゆくことを学びます。その中に、堅く立って、主の御言葉ですべての偽りの思想をせき止め、学生たちがカナンの地に入っていけるように仕えてゆくのです。時代の状況がどうであれ、私たちが主の御言葉を担ぎ、信仰によって聞き従うとき、ヨルダン川の水がせき立てられるような御業を見るようになります。



祈り:主よ、目に見えなくても、主が約束してくださったことを信じる信仰がこの私に備わりますように。そこを通して偉大な主の救いの御業がキャンパスの地に起こりますように。信仰によって踏み出す者としてください。

一言:御言葉を担ぎ、ヨルダン川に入って立ちなさい


<<(1)    前のページ(2)    3    次のページ(4)    (21)>>

聖書別日ごとの糧