聖書別日ごとの糧   >>   士師記[2006]

2006年 01月 09日 (月)

士師記2:1-23
主の御声に聞き従わなかったイスラエル


Ⅰ.主の御声に聞き従わなかったイスラエル(1-15)

 神様は約束通りにイスラエルをエジプトから導き出され、その先祖に誓った地に連れて行かれました。それでイスラエルは神様との契約を守って、カナンの地の住民と契約を結んではならず、彼らの祭壇を取り壊さなければなりませんでした(2)。しかし彼らは神様の御声に聞き従わず、主の目の前に悪を行ない、主を捨てて、バアルとアシュタロテに仕えました(11-13)。彼らは主を知らず、イスラエルのために行なわれたことを知らなかった次世代の人々でした(10)。それで神様はイスラエルにお怒りになり、彼らを略奪者の手に渡され、彼らにわざわいを降らせました。

Ⅱ.さばきつかさ(士師)にも聞き従わなかったイスラエル(16-23)

 主はさばきつかさを起こして、彼らを略奪する者の手から救われました。しかしイスラエルはさばきつかさの声にも聞き従わず、ほかの神々を慕って淫行を行ない、それを拝み、主の命令に聞き従いませんでした(17)。彼らの行ないは先祖たちよりも堕落して悪かったのです。それで神様はイスラエルにお怒りになり、ヨシュアが死んだ時に残して置いた国民をすぐに追い出されませんでしたが、彼らはイスラエルのわき腹のとげとなり、先祖たちのように神様の御言葉を守って歩むのか、を試みる道具になりました。


祈り:主よ!主の御声に聞き従って、徹底的に御言葉に聞き従う者になるように助けてください。

一言:聞き従う耳


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