聖書別日ごとの糧   >>   士師記[2009]

2009年 12月 07日 (月)

士師記4:1-24
女預言者デボラの活躍

Ⅰ.女預言者デボラとバラクの勝利(1-16)
 エフデが死ぬと、イスラエル人はまた、主の目の前に悪を行ないました。神様は彼らをカナンの王ヤビンの手に渡されました。ヤビンは鉄の戦車九百両で二十年間イスラエルをひどく圧迫しました。しかし神様はイスラエルの叫び声を聞かれ、女預言者デボラをさばきつかさとして立てられました。彼女は、バラクに、「一万人を率いてタボル山に進軍し、ヤビンの将軍シセラを退けるように」と言いました。しかしバラクは「もしあなたが私といっしょに行ってくださらないなら、行きません。」(8)と弱くなりました。
 それでデボラはバラクと共に行くことを約束し、勇気を植えました。「さあ、やりなさい。きょう、主があなたの手にシセラを渡される。主はあなたの前に出て行かれるではありませんか。」(14)。バラクがデボラの言葉を信じて出て行った時、神様はバラクの前でシセラと全ての戦車と全ての陣営の者を剣の刃でかき乱し、負かしました。神様が私たちの前で行なわれる時、勝利しない戦いはありません。
Ⅱ.シセラにくいを打ちつけたヤエル(17-24)
 シセラは逃げて、へベルの妻ヤエルの天幕にのがれました。ヤエルはシセラを受け入れ、天幕で眠らせた後、彼のこめかみに天幕の鉄のくいを打ち込んで殺しました。神様は一人の女の手を借りて、ヤビンの将軍シセラを殺しました。

祈り:主よ!デボラとバラクのような信仰の勇士たちを多く遣わしてください。私が前で戦われる神様を信じて戦います。

一言:主はあなたの前に出て行かれるではありませんか


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