聖書別日ごとの糧   >>   士師記[2009]

2009年 12月 08日 (火)

士師記5:1-31
デボラの凱旋歌

Ⅰ.勝利を下さった神様に対する賛美(1-11)
 イスラエルは神様の助けによってカナンの王ヤビンを聖絶しました。デボラとバラクは凱旋歌を作って歌いました。出エジプト以後からデボラをイスラエルの母として立てるまで、イスラエルと共におられ、保護してくださった神様を賛美し(1-7)、苦難の中でもイスラエルを救ってくださった神様の正しい御業を賛美しました(8-11)。
Ⅱ.献身的な部族と利己的な部族(12-23)
 デボラは戦争に臨んだイスラエルの対照的な姿を歌いました。エフライム、ベニヤミン、ゼブルン、イッサカル、ナフタリ族などは戦争に献身的に参加しました。しかしルベン、ダン、アシェル族などは共同体を考えずに、自分勝手に振る舞いました。彼らは兄弟たちを助けなかったのではなく、神様を助けなかったのです(23)。
Ⅲ.ヤエルの業績に対する賛美(24-31)
 デボラはヤエルがどんな女性よりも、さらに祝福を受ける者として賛美しました(24)。彼女はか弱い女性でしたが、天幕の鉄のくいと槌でシセラを殺しました。デボラは、またシセラが戦闘に優れた者でしたが、神様が彼を戦争で敗れるようにされたことを賛美しました(28-31)。神様は敵対する者をシセラのように滅ぼし、神様を愛する者は力強く日がさし出るように祝福してくださる方です(31)。

祈り:主よ!私が勝利の時に神様の導きを覚え、神様を賛美する者になるように助けてください。

一言:勝利の時に主なる神様を賛美せよ


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