聖書別日ごとの糧   >>   ルツ記[2018]

2018年 01月 11日 (木)

ルツ記 3:1-18(9)
あなたは買い戻しの権利のある親類です

 夜中にボアズは、自分の足元に寝ている女性を見てびっくりして、誰なのかと尋ねます。ルツは落ち着いて謙虚に話しました。「私はあなたのはしためルツです。あなたのおおいを広げて、このはしためをおおってください。あなたは買い戻しの権利のある親類ですから」。当時、おおい(衣のすそ)を広げて女性をおおうことは、妻として受け入れるしるしでした(エゼ16:8)。ルツは、ボアズの買い戻しの権利に訴えました。本当は、国籍も異なり、年齢も離れた自分がボアズの妻になる資格などない、と思っていたはずです。以前、ボアズに親切にされた時、「私が外国人であるのを知りながら、どうして親切にしてくださるのですか。」と驚いて地面にひれ伏したこともありました(2:10)。しかし、ルツは、神さまの約束をつかみました。神さまが、買い戻しの権利がある、近親者が贖わなければいけないと言われたのですから、自分の血筋や行ないに基づいてではなく、神さまのみこころの故に結婚しようとしました。
 私たちも、ルツのように主の恵みに大胆に頼る信仰が必要です。罪を犯してしまった時、調子の悪い時、自分はイエスさまのところに行くのにふさわしくないと考え、イエスさまに対して遠慮してしまうことがあります。しかし、神さまに求めることができるのは、自分が何をしたから、あるいは良くやっているからではありません。神さまが、みことばの約束を変えることのない真実な方であるからです。神さまの偉大さのゆえに、私たちは祝福を受けることがでるのです。

適用:なぜイエス様に近づくことができますか

一言:イエス様さまのご性質と約束のみことば


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