聖書別日ごとの糧   >>   列王記Ⅰ[2004]

2004年 11月 07日 (日)

列王記第一21:1-29
あなたはよくも人殺しをして、取り上げたものだ。

Ⅰ.イゼベルにそそのかされたアハブ(1-16,25)
 アハブは自分の宮殿のそばにあるナボテのぶどう畑が欲しくなりました。彼はぶどう園を野菜畑にして放蕩した生活を楽しもうとしました。しかしナボテはそのぶどう園が先祖のゆずりの地で、また神様が禁じておられることなので与えることができないと断りました。するとアハブは不機嫌になり、寝台に横になって食事もしようとはしませんでした。その時皇后イゼベルはイスラエルの王がそのようなことで不機嫌になるのかとアハブをそそのかしました(7)。そして悪巧みによってナボテを殺して、ぶどう園を奪って夫に与えました。アハブは悪い妻にそそのかされて神様の前で悪を行ないました(25)。配偶者がどうするかによって、兄弟が悪人にも義人にもなるのです。
Ⅱ.エリヤの咎め(17-29)
 神様は悪いアハブにエリヤを送って、彼の罪を追及されました。「あなたはよくも人殺しをして、取り上げたものだ。」また神様はその罪をさばき、アハブとイゼベルに重い災いを下すと言われました。イゼベルは悪巧みによって民の目を欺き罪を犯しました。しかし生きておられる神様の目を欺くことはできませんでした。
 神様は私たちの罪に対して必ず報いてさばかれる方です。アハブは神様のさばきに対する御言葉を聞き、ひどく恐れ心を謙遜にしました(27)。

祈り:主よ!神様は犯した罪を必ずさばかれる方です。私が神様を恐れ敬う心で生きます。

一言:欲がはらんで罪を産み


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