聖書別日ごとの糧   >>   列王記Ⅰ[2012]

2012年 11月 05日 (月)

列王記Ⅰ6:1-38
主の宮の栄光

Ⅰ.神殿の形(1-13)
 イスラエルの民がエジプトの地から出て四百八十年目であり、ソロモンがイスラエルの王になってから四年と二か月目に、ソロモンは主の家の建設に取りかかりました。彼が建設した神殿は、長さ六十キュビト(27m)、幅二十キュビト(9m)、高さ三十キュビト(13.5m)で、神殿の前の玄関の長さは二十キュビト(9m)、その幅は十キュビト(4.5m)でした。また、宮の周りに入って行き、脇屋と脇間を造りました。神殿を建てる時、全ての石は外ですでに切り出して使っていたので、神殿の中では鉄の道具の音は聞かれませんでした。
Ⅱ.神殿の完成(14-38)
 ソロモンが神殿の建築を終え、神殿の内側の壁を杉の板で張り、至聖所を造りましたが、その長さと幅と高さがそれぞれ二十キュビト(9m)でした。至聖所の中には、オリーブ材で二つのケルビム(天使)を作りましたが、その高さは十キュビト(4.5m)でした。ソロモンは宮の内部を全て金で覆い、全ての器物も金で覆いました。第四年目のジブの月(二月)に工事を始め、第十一年目のブルの月(八月)に工事を終えたことで、ソロモンが宮を建てるのに七年六カ月かかりました。
 ソロモンは力を尽くして、主の宮を建てました。この宮は世のどんな宮よりも華麗で、栄光あるものでした。七年以上もかけて工事をし、宮の中をみな金で覆ったことを考えると、どれだけ多くの時間と資材を投資したのかが、分かります。神様は、このように情熱を注ぎ、まごころがこめられているものを、非常に喜ばれます。

祈り:主よ!ソロモンが主の宮を建てるために、真心をこめてささげたことに感謝します。私も情熱的に主を愛します。

一言:神様は、私たちの熱い心を、喜ばれます。


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