聖書別日ごとの糧   >>   列王記Ⅰ[2012]

2012年 11月 09日 (金)

列王記Ⅰ9:1-28
主の祝福と警告

Ⅰ.祝福と警告
 ソロモンが、主の宮と王宮の建築をみな終えた時、主が彼に現れて仰せられました。ソロモンがもし、ダビデが歩んだように、神様のおきてと定めとを守るなら、イスラエルの王位を永遠に確立されます。しかしもし、ソロモンやイスラエルの民が主にそむいて従わず、主の命令とおきてとを守らず、ほかの神を礼拝するなら、イスラエルを神様がお与えになった地で断ち切り、ご自分の名のために聖別したこの宮も投げ捨てて、すべての国々の民の間で、物笑いとなり、なぶりものになると警告しました。宮を造ることも大切ですが、もっと大切なことは神様の御旨に従うことです。
Ⅱ.全ての働きを終えて(10-28)
 ソロモンは二十年目に宮と王宮の建築を終えました。それだけではなく、すべての倉庫の町と戦車の町と騎馬隊の町を建て、また、エルサレムとレバノンとすべての領地に建てたいと願っていたものを建設しました。ソロモンは主の祭壇の上に、一年に三度、全焼のいけにえと和解のいけにえとをささげ、香をたきました。また、彼は葦の海の岸辺で船団を設け、オフィルから多くの金を運んで来ました。
 神様が祝福されると、ソロモンは思いのまま建築することができ、必要な財貨も得ることができました。神様は、ソロモンの富みと栄光が極限に達するまで、祝福してくださいました。

祈り:主よ!私が多くの業績を残すことに情熱を注ぐことより、主の御言葉に聞き従うのに、さらに情熱を注ぐことができるように、助けてください。

一言:行ないよりも、心を


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